MLBのタンパベイ・レイズと建築事務所ポピュラス
イーバーシティに建設予定の次世代球場のデザイン案を発表

メジャーリーグベースボール(MLB)のタンパベイ・レイズと、スポーツ施設などを専門とするアメリカの建築事務所ポピュラス(Populous)は、イーバーシティ(Ybor City)に建設予定の次世代球場のデザイン案を発表した。

革新的でファンに優しい新球場は、半透明の屋根で全体を覆うことで、快適な温度と確実なゲーム進行を可能にしている。センター奥やホームプレート後ろ側は、ドラマチックなスライド式のガラス張りの外壁で、イーバーシティを一望できる。

座席は28,216席、収容人員は30,842名と、MLBの球場としては最もこじんまりとしたものだ。観客席もそれほど高くなく、観客も近くからゲームを楽しめる。

球場は淡い色合いで、特徴的な噴水や滝と現代的な外観は、フロリダ州タンパベイ地域の明るい未来を示しており、また、イーバーシティの歴史ある都市の景観にも溶け込んでいる。野球以外のイベントにも活用可能で、一年間を通じたコミュニティの財産となるデザインである。End