ロールス・ロイスとインテルは、安全な海運業を目指して高性能のスマートな海運システムの設計を共同で進めると発表した。

これは、船主、操船者、荷主および港向けのスマートで接続性の高いデータセントリックシステムを発展させるもので、ロールス・ロイスの先進船舶技術に関する専門知識と、インテルのコンポーネントとシステムエンジニアリングを結集。

安全性に重点を置いた新しい船舶には、スマートシティ、自動運転車、およびドローンに見られるのと同じテクノロジーを搭載。

この新しいスマート海運システムは、ナビゲーション、障害物探知、および通信を独立して管理するために、データセンターや人工知能、高性能のエッジコンピューティングを有する予定。これらのシステムに組み込まれるコンポーネントは、作業量の安定化、エッジコンピューティング、通信および記憶装置である。

両社は、先進技術を活用して船舶航行の安全化や自動化を行い、人為的なミスを減らし、乗組員の作業効率を向上させることを目指している。