ルフトハンザがIBM Watson Advertisingと提携
AI搭載のインタラクティブ広告「Watson Ads」を展開

ドイツの航空会社ルフトハンザは、同社が全世界で展開する「#SayYesToTheWorld」キャンペーンの一環として、IBM Watson Advertisingと提携して、AI機能を活用した広告エクスペリエンスを開始したと発表した。

ルフトハンザは、インタラクティブ広告「Watson Ads」を用いてキャンペーンを展開する初の航空会社となる。このキャンペーンは、新しい可能性をもつ世界を探求し、未体験の人々に賛同を伝えることにフォーカスしている。

IBM Watsonが推進するこのインタラクティブ広告は、一般的な航空会社への質問や、ヨーロッパの15の目的地を通じた旅行コンテンツに対して、ルフトハンザとやり取りする機会を顧客に提供するもの。

目的地を入力すると、地域の実情や旅行のヒント、そしてカスタマイズされた画像ギャラリーやビデオを通じて、さまざまな都市を診断してくれ、フライト予約のオプションも提供するシステムだという。

2016年6月にスタートしたWatson Adsは、業界初のAI搭載インタラクティブ広告ユニットで、実用的な知識と合わせて、要望に沿った高度なパーソナライゼーションの提供が可能。顧客はどの購入経路でも、企業と有意義な1対1の会話ができる。Watson Adsは、自動車、ヘルスケア、パッケージ商品、エンターテインメント、ホスピタリティ、小売など、多様な業界で導入されている。End