ブルーノ・ムナーリの回顧展
「ブルーノ・ムナーリ-役に立たない機械をつくった男」
2018年11月17日(土)から世田谷美術館で開催

▲ブルーノ・ムナーリ ≪わかったよ。みんな、買うよ ジャンニ・ロダーリ「クリスマスツリーの惑星」のための挿絵の習作≫ 制作年不詳(1962年) パルマ大学CSAC
©︎ Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari

20世紀イタリアを代表する美術家・デザイナー ブルーノ・ムナーリの回顧展「ブルーノ・ムナーリ-役に立たない機械をつくった男」が、2018年11月17日(土)から2019年1月27日(日)まで世田谷美術館で開催される。

彼の活動の幅は、絵画、彫刻から、グラフィック・デザイン、インダストリアル・デザイン、絵本、著述と、とても広く、さらに70歳を過ぎる頃からは子どものための造形教育に積極的に取り組んできた。

いずれの作品や活動にも、ムナーリの一貫した美術やデザインに対する考え方が現われている。

▲ブルーノ・ムナーリ ≪陰と陽≫ 1953年 ジャックリーン・ヴォドツ・エ・ブルーノ・ダネーゼ財団
Photo:Roberto Marossi. Courtesy Foundazione Jacqueline Vodoz e Bruno Danese,
©︎ Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari

▲ブルーノ・ムナーリ ≪読めない本の試作≫ 1955年 パルマ大学 CSAC
©︎ Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari

それは、誰もが楽しみながら美術やデザインに触れ、そして自分でも創作できるようにするというものだ。

本展覧会は、プロローグとエピローグを含む9つのパートで構成。7つのパートは、ムナーリが1985年に東京のこどもの城で行った子どものためのワークショップにヒントを得て、テーマを設定したもの。

こどもの城での展覧会の出品作品に、イタリア国内の複数のコレクションからの約160点を加えた全300点による、日本初となるムナーリの本格的な回顧展である。End

ブルーノ・ムナーリ ーー 役に立たない機械をつくった男

会期
2018年11月17日(土)~2019年1月27日(日)
開館時間
10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日
毎週月曜日、12月29日(土)~1月3日(木)
※ただし2018年12月24日(月・振替休日)、2019年1月14日(月・祝)は開館 翌2018年12月25日(火)、2019年1月15日(火)は休館
会場
世田谷美術館 1階展示室
詳細
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00191