文化を喫するあたらしい書店「文喫」
東京・六本木の青山ブックセンター跡地にオープン

本を選ぶための時間と場所を提供する本屋「文喫」が2018年12月11日(火)に東京・六本木の青山ブックセンター六本木店の跡地にオープンする。

本店舗は、文化を喫するというコンセプトを持った、入場料のある本屋で、人文科学や自然科学からデザイン・アートに至るまで約3万冊の書籍を販売する新しい形態の書店。

店内は本を楽しむため、選書室・閲覧室・研究室・喫茶室の4つの空間に分けられている。”選書室”では、あらゆるジャンルからなる約3万冊の本との出会いを楽しむことができ、一人で本と向き合うための”閲覧室”は12席が用意される。複数人でも利用可能な”研究室”は、仲間と本について談笑したり打ち合わせも出来る空間だ。そして、二階には、食事と会話を愉しめるよう”喫茶室”が設けられる。

▲選書室イメージ

▲閲覧室イメージ

▲研究室イメージ

▲喫茶室イメージ

▲店内マップ

また、一階エントランスは約90種類の雑誌を販売する”展示室”となっており。店頭ではあまり出会うことのできないラインアップで来店者を楽しませてくれる。また、企画展も定期的に開催されるようだ。(*展示室への入場は無料)

初回の企画展は、写真家の泊昭雄氏がクリエイティブディレクターを務めるヴィジュアルマガジン「hinism(ヒニスム)」の十年ぶりの復刊に先立ち「hinism」を中心に雑誌の持つ多様性と可能性、ジャンルやカテゴリーを越えて見る者に訴えかけてくる価値に改めて目を向けるイベント「雑誌の力」が開催される予定だ。

本を買うことが、日常ではなく非日常になってきている昨今。スマートフォンでの検索とは違った本との出会い方の提案とその体験を根付かせられるか。今後の展開に期待したい。End

「文喫 六本木」

オープン日
2018年12月11日(火)
住所
東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル1F
営業時間
9:00 ~ 23:00(L.O. 22:30)
入場料
1,500円(税抜)
詳細
http://bunkitsu.jp/

第一回企画展:「雑誌の力」

会期
2018年12月11日(火)〜2019年1月31日(木)