日本初のブランディングアワード「Japan Branding Awards 2018」
茅乃舎・matsukiyo・Panasonic・Suntoryが最優秀賞を受賞

インターブランドジャパンが、ブランディング活動を評価する日本初のアワード「Japan Branding Awards 2018」の受賞ブランドを発表した。

本アワードは、優れたブランディング活動を行う組織(企業・団体、事業、サービス、製品)を評価するもの。その活動内容を紹介し、社会に広く共有することで、ブランド戦略を展開する企業・団体のさらなる成長の支援を目的として創設。

第一回となる今年度。受賞企業のなかで特に優れた取り組みに対して贈られる「Best of the Best」には、茅乃舎matsukiyoPanasonicSuntoryが選ばれた。

茅乃舎は、同社ブランドの国内における急成長に伴う商品展開の多様化やグローバル進出などに向けて、「茅乃舎らしさ」の再考・共有を通じたブランディングに成功。

matsukiyoは、企業ブランド「マツモトキヨシ」の高い認知率を活かし、認知度の低かったプライベートブランドを「matsukiyo」に改め、商品の好感度を高めたことが評価された。

家電事業の想起率が高かったPanasonicは、成長事業と位置づける「住宅、車載、BtoBソリューション」事業において、事業カンパニーの垣根を超えた事業横断での「顧客目線」でPanasonicブランドを活用し、事業認知を向上。

Suntoryは、事業のグローバル化に伴い、海外売上比率の急増、社員の過半数が外国籍となるなか、国内外共通のブランドプロミスを「私たちの約束」として新たに制定、グローバルで一貫したブランド戦略を展開。

また、応募企業の中で優れた取り組みを行った「Winners」には、BANDAI NAMCO EntertainmentDaiwa House GroupYamaha MotorYOKOGAWAが、特徴的な活動で成果を出した取り組みを行った「Rising Stars」には、B.LEAGUE一風堂がそれぞれ選ばれた。End