サムスン電子が全長14mのシネマLED「Onyx」を公開
これまでにない没入感の映画体験を提供

サムスン電子(Samsung Electronics)は2018年12月7日(金)、中国・北京市西城区にあるCapital Cinemaにて最大規模となる3D対応のシネマLED「Onyx」スクリーンを公開した。最新型の同製品は全長14m(46.2フィート)を誇るもので、すでに世界中の映画館向けに市場販売されている。

同社は2017年7月、全長が約10メートル(33.6フィート)のモデルの販売を開始。新モデルは旧モデルを上回る大きさで、超大型スクリーンに対する消費者の要望と、より高い収益とチケット販売を促進するビジネス需要に対応するもの。表面積が旧モデルのおよそ2倍となることで、これまでにない没入感のあるハイエンドの映画体験を提供するという。

同シリーズは、従来のプロジェクター上映を超える類を見ない画質、技術性能と信頼性を有し、ほぼすべての映画館に対応可能。Capital Theaterに設置したこの驚くべきディスプレイは、4K、HDR画質、ピーク輝度88fLを実現。3D対応で、ハリウッドのメジャー映画会社7社による統一規格「Digital Cinema Initiatives」認定と、さまざまなコンテンツタイプを柔軟に上映できる。

また、1937年設立のCapital Cinemaは、80年以上にわたって中国の映画上映産業の最前線にある企業。今日でも劇映画公開部門での主要な地位を維持しており、中国ではチケット販売にもとづく劇場トップ5のうちの1つだ。End