Osaka Metroが地下空間を大規模改革
御堂筋線・中央線 計15駅をリニューアル

▲夢洲タワービル コンセプト案

Osaka Metro(大阪市高速電気軌道)では、2018~2024年度の中期経営計画に向けた第一弾として、「地下空間の大規模改革」についての方針と具体ビジョン、および「夢洲駅周辺の開発への参画」の構想を発表した。

これらのプロジェクトでは、最高の安全・安心を追求し、誠実さとチャレンジ精神をもって、大阪から元気を創り続けるという同社の企業理念から、Osaka Metroは「社会生活インフラ+活力インフラ」を目指していく。

▲夢洲駅 コンセプト案

▲Osaka Metro 新型車両イメージ

▲新大阪駅 コンセプト案

▲梅田駅 コンセプト案

▲心斎橋駅 コンセプト案

まず、大阪の活力インフラとなるため、駅や車両、地下街を含む地下空間の大規模改革や、新たな機能やサービスアップを実現。総額595億円をかけて御堂筋線の9駅、中央線の6駅を多様性あふれるデザインにリニューアルし、2024年度までに完了させる。

また、地下空間の大規模改革としては、社会生活インフラとしてブラッシュアップ。可動式ホーム柵の設置による転落防止、地震・津波浸水などの防災対策の強化、子育て世代へのサービス充実、バリアフリー化、セキュリティーの強化を行う。

さらに、2025年の大阪万博の会場となる夢洲周辺は、統合型リゾート(IR)も誘致しており、新たな国際観光拠点としての期待が高まっている。コスモスクエア駅~夢洲駅の中央線の延伸により、両駅を結ぶトンネルと夢洲駅をエンターテイメントへの入口にしたい考えだ。End