Osaka Metroが公開した15駅のリニューアルデザイン案のうち
5駅のデザインをブラッシュアップして発表

▲【心斎橋駅】「ジ・オオサカ・ブランド」(The OSAKA Brand)©大阪市高速電気軌道 / Osaka Metro

Osaka Metroは、2018年12月に公開した15駅のリニューアルデザイン案のうち、御堂筋線中津駅、梅田駅、心斎橋駅、動物園前駅、中央線堺筋本町駅の5駅のリニューアルデザインを発表した。

前回の発表以降に寄せられたさまざまな意見を踏まえて、多様性を大事にして「各駅の地域性や歴史性を活かす」という、当初からの方向性をより深化させたという。

▲【心斎橋駅】「ジ・オオサカ・ブランド」(The OSAKA Brand) ©大阪市高速電気軌道 / Osaka Metro

そして、新たに就任した奥山清行チーフ・デザイン・オフィサーの監修のもと、Osaka Metroの想い・意図がしっかりと伝わるように、古いアーチ構造やシャンデリアを活かした意匠や、最新のデジタルサイネージで地域から世界へ向けた発信機能の強化など、デザインコンセプトやデザインをブラッシュアップ。

▲【堺筋本町駅】「船場文化」(The SEMBA Culture) ©大阪市高速電気軌道 / Osaka Metro

また、動物園前駅については、昨年実施した公募プロポーザルで選定された中西正佳貴志泰正京智健 設計共同体がデザインを担当。現在実施設計を進めており、奥山が全体のデザインについてアドバイスを行っている。

今後は、残る10駅についてもブラッシュアップを進め、デザインが決まり次第発表するそうだ。End

▲【梅田駅】「大阪から世界へ」(From OSAKA to the World) ©大阪市高速電気軌道 / Osaka Metro

▲【中津駅】「インキュベーター発信源」(Incubator Central) ©大阪市高速電気軌道 / Osaka Metro

▲【動物園前駅】「まるで自然の中にいるかのような空間」