Zaha Hadid Architectsの「Il Makiage pavilion」
2019年度のFRAME Awardsにノミネート

▲Photo by Paul Warchol

Zaha Hadid Architectsは、ニューヨークで手がけた「Il Makiage pavilion」が2019年度のFRAME Awardsで「ポップアップストア・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされたことを発表した。

同賞では、インテリアデザイン雑誌「FRAME」が世界最⾼のインテリア・プロジェクトを表彰している。

▲Photo by Paul Warchol

ニューヨークの490 Broadwayに構築されたこのパビリオンでは、メイクアップブランドのIl Makiage(イル・マキアージュ)が、⼤胆なグラフィックアイデンティティを用いてコレクションを披露。

パビリオンの構造は、Il Makiageのパッケージに描かれている丸で囲んだ独特のモチーフを再解釈したものだ。

▲Photo by Paul Warchol

折れ曲がった⽩と⿊のリボンのフレームは、パビリオンの奥行きに沿って強いコントラストのリズムを⽣み出している。それぞれのリボンはわずかに回転しており、前後のリボンと微妙に差異のある関係性が生まれた。

光沢のある表面とマットな表⾯が交互に並ぶのは、Il Makiageの特徴的なパッケージデザインをもとにしており、この囲われたインテリアのなかで来場者はコレクションを体験できる。

▲Photo by Paul Warchol

互い違いのリボンの下やミラーの周囲には照明を設置し、コレクションの数あるカラー、色合い、濃淡は鮮明に浮かび上がっている。

なお、Frame Awards 2019は2019年2⽉18日(月)まで一般投票を受け付けている。End