トラフ建築設計事務所が内外装デザインを担当した
スキンケアブランド イソップ渋谷店

▲Aesop提供

鈴野浩一と禿真哉によるユニット トラフ建築設計事務所は、オーストラリアのスキンケアブランドであるイソップ(Aesop)の渋谷店の内外装デザインを公開した。

明治通り沿いのビルの1階に新たにオープンする路面店で、間口7m、奥行き12mのスペース。日々変わり続けて新旧が入り混じる渋谷で、下地の状態と仕上がった状態が共存する空間を構想している。

▲Aesop提供

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元の内装を解体すると、何度も改修された跡が残るコンクリートのスケルトン空間が現れた。これをそのまま活かしながら、大きなシンクを中心とした回遊的なプランとし、雛壇状の壁側の商品棚がその周囲を囲むように設計。

▲Aesop提供

什器の木部にはすべて国産のクリ材を使用、家具メーカー・カリモクの手で質の高い家具のように仕上がった。人の手に触れる部分は滑らかなディティールで仕上げ、人の手に触れない部分は製作途中の家具のように構造が露出している。

構造やシンク、ファサードなどに使用した鋼材は耐食性のある溶融亜鉛メッキで、金物の素材感を統一。床には人が歩く場所にカシミア混紡のカーペットを敷くことで、足元からも柔らかな印象を受けるようにデザインしている。

▲Aesop提供

路面店の顔となるファサードは、その横にある建物のエントランスにあるアーチ状のゲートを反復したような庇をつけ、既存環境を引き受けたデザインを作り上げている。なお、店舗は昨年11月27日にオープンしている。End