上海の街を1950億画素で撮影してみたら...
Bigpixel Technologyが360度パノラマ写真を公開

中国・上海の上空から市街を1950億画素で撮影した写真が公開された。これは、中国の企業 Bigpixel Technologyが2015年に上海市街を360度とらえたパノラマ写真である。

高さ230mの東方明珠電視塔(Oriental Pearl Tower)で撮影したものを、2か月にわたりデータ処理したという。もちろん上海市当局の許可を受けて撮影したもので、世界で3番目、アジアでは1番の高解像度の写真となるそうだ。

同社のサイトでは、この超高画素の上海の画像をズームして見ることができる。実際に最大限ズームインしてみると、地上にいる人の顔や自動車のナンバープレートまではっきりと識別できる。

それぞれの高画素パノラマ画像は何千もの写真で構成されており、従来のカメラで撮影した写真よりも2000倍正確であるとしている。そのデータ容量は数百GBにもおよぶそうだ。公式サイトでは上海以外の都市もこの高解像度で見ることができる。

あまりの解像度に息をのむばかりだが、人の顔がはっきりと映っているので議論を呼ぶかもしれない。ともあれ、まずは実際の画像を楽しんでほしい。End

上海市街の超高画素パノラマ写真を見る>