イタリアキッチン機器メーカーFABITA
デザインスタジオ Adriano Designが手がけた新製品を発表

▲「CUCINOTTA」

イタリアのプロダクトデザインスタジオ Adriano Designは、キッチン機器を手がけるFABITA向けに設計・開発した2019年の新製品を公開している。これらは、2019年1月にドイツ・ケルンで開催されたLiving Kitchen 2019で披露されたものである。

FABITAは、丘やオリーブの木々に囲まれたマルケ州の美しい地域に本拠を置く、新しく活発なイタリアのレンジフードおよびIHクッキングヒーター製造会社。毎年売上高が10%増加しているというFABITAは現在、Adriano Designのデザインで新しい活動を開始した。

▲「ORDINE」

両社によるまったく新しい製品ラインは、これまで見たことのないようなオブジェクトで構成した「夢のようなライン」。革新的な機能とシナリオを備え、リビングスペースと用途を創出・向上させて、ユーザーに「新しい体験」を感じてもらうことを目指している。

また、「マテリアルライン」として、スマートで高品質の製品を提供。手作業にふさわしい材料で製造しているが、工業的な生産で一般的なロジック、コスト、信頼性も持ち合わせている。

▲「ENIGMA」

▲「PURA PENSILE」

たとえば「ORDINE」はキッチントップの概念を変えるもので、必要なときに必要な場所に置ける調理器具。使い終われば、鍋のように壁にかけることができる。モジュール性やスケーラビリティがあり、キッチンスペースを調整してより多くの自由が得られる。

また、レンジフードはどこでしょう?と謎かけのような「ENIGMA」は、完璧なカモフラージュでレンジフードを魔法のように消してしまう。2つのセラミック花瓶を置いたシンプルで美しい線形の棚で、台所の換気をしてくれる。End