人工生命×アンドロイド「オルタ3」の4社共同研究プロジェクトが始動
ミクシィ、大阪大学、東京大学、ワーナーミュージックが参加

ミクシィと大阪大学基礎工学研究科 石黒研究室、東京大学総合文化研究科 広域科学専攻 広域システム科学系 池上研究室、およびワーナーミュージック・ジャパンは、人間とのコミュニケーションの可能性を探るために開発された人工生命×アンドロイド「オルタ3」について、4社共同研究プロジェクトを始動すると発表した。

オルタ3は、機械が露出したむき出しの体、性別や年齢を感じさせない顔といった特徴により、人の想像力を喚起し、これまでにない生命性を感じさせることを目指したアンドロイドロボット。アンドロイドと人工生命の分野を主導する大阪大学と東京大学の研究者が協力し、オルタを2台製作して研究を推進している。

▲「Scary Beauty」

これからの10年は、「生命としてのAI」である「人工生命(ALife)」や、人間と機械とのコミュニケーションが多く取り上げられ、とくに人工生命を搭載したロボットと人との共創が注目されるだろう。そのなかで、同プロジェクトは新しいコミュニケーションを創り上げるミクシィが、人工生命から生命化する機械と人との関り合いを世界に問うという試みだ。

このプロジェクトでは、音楽家でアンドロイド・オペラの発案者である渋谷慶一郎氏による「Scary Beauty(スケアリー・ビューティ)」の世界各地での公演や、日本科学未来館キュレーター 内田まほろ氏の企画による世界各地での展示、さらに2020年8月には、世界的指揮者の大野和士氏、作家の島田雅彦氏、渋谷慶一郎氏による新国立劇場での新作オペラに、オルタ3が物語の核となる役で出演する予定。

オルタ3の登場が人間とアンドロイドによる新たなコミュニケーションとアート、音楽、サイエンスの未来を示唆していくことになりとしている。End