MITから生まれたスタートアップ「Optimus Ride」
ジオフェンシング技術で自動運転システムを展開

マサチューセッツ工科大学(MIT)から生まれたスタートアップ「Optimus Ride」は、ニューヨークとカリフォルニアで自動運転システムを展開する計画を発表した。

400以上の製造業者が集まり9,000人が働く300エーカー(約1.2km2)の現代的な工業団地「Brooklyn Navy Yard」と、カリフォルニア州フェアフィールドにある80エーカー(約0.3km2)の高齢者向け非営利コミュニティ「Paradise Valley Estates」が対象となる。

同社は、バーチャルなフェンスを設ける「ジオフェンシング」技術を利用した自動運転車テクノロジーシステムを開発する最先端の企業。

米国防総省高等研究計画局(DARPA)が主催する完全自動制御の無人ロボット車レース「DARPA Urban Challenge」の自動運転技術や、MITのラボ「MIT CityCar」の電気自動車、およびオンデマンド交通システムといった研究を活用するという。

Brooklyn Navy Yardでの展開は、2019年の夏ごろにはスタート予定。ニューヨーク州で初の商用自動運転車両プログラムで、同地の私道に自動運転車を配置し、NYCフェリーと境界外のフラッシング・アベニュー(Flushing Avenue)を結ぶループシャトルサービスを運行するそうだ。

また、Paradise Valley Estatesでは、今夏に車両システムを導入。初期の段階では、コミュニティへの入居希望者に自動運転見学ツアーを提供。さらに居住者向けには、予約やオンデマンドでの乗車サービスで友人の家へ出かけたり、ヘルスセンターや施設内のアウトドア活動に向かうことができるとしている。End