サムスン電子がミラノデザインウィーク2019で
エキシビション「Resonance」を公開

サムスン電子は、2019年4月14日(日)まで開催中のミラノデザインウィーク2019でエキシビション「Resonance」を披露している。

「共感」、「発見」、「没入」の3つのゾーンからなり、呼吸や会話、移動など日々の行動からヒントを得たアート作品で、来場者と相互作用を行うものだ。

共鳴はこの「共感ゾーン」での感情の共有からスタート。来場者は色のスペクトルとともに穏やかに輝く空間に入り、内なる感情を目覚めさせてくれる。

「発見ゾーン」では、人々を発見への道に導く大型インスタレーションを展開。全体で5つのパートがあり、1つ目の「たんぽぽ」では、生命のリズムの一部である呼吸に反応して、来場者が息を吸う深さに合わせて図形が伸縮。

2番目の「つむじ風」では、自己表現のための強力な要素である声を使い、光の弦による波形を表現。3番目の「上昇」は、圧力センサーに手を置いて、何万個ものボールが弾む仕掛けが楽しめる。

「没入ゾーン」は完全な没入体験ができる場所で、周囲の環境は来場者が動くごとに変化し、感覚を高めてより深い共鳴を生み出すことになる。第4のパート「波紋」では、光の揺れる波紋と波が神秘的な音で来場者を導き、第5の「プリズム」で多様な色彩、光、影で満たされた空間のなかで自分自身と向き合い、ツアーは終了。

日常のなにげない行動がさまざまな方法でアート作品に変わり、来場者はそれぞれ独自の体験ができるそうだ。End