JALが羽田空港でアバターロボット活用のトライアルを実施
乗客サービス品質向上と働きやすい環境づくりを目指す

日本航空(JAL)は、乗客へのより高品質なサービスの提供と社員の働きやすい環境づくりを目的に、ロボット活用の研究を進めている。そこでこのたび、インディ・アソシエイツが開発した遠隔操作ロボットをベースに、空港での活用を想定したアバターロボット「JET(ジェット)」を開発した。

さまざまなロボットの試験導入の経験をもつ日本空港ビルデングの「Haneda Robotics Lab」の協力のもと、「JET」による乗客案内業務のトライアルを羽田空港にて実施する。

「JET」は人型の遠隔操作ロボットで、操作者はVR技術を使い、ロボットの移動、腕と顔を動かすことによる感情表現、ロボットを介した乗客との音声通話を行うことができる。親しみやすい外見とボイスチェンジャーを使った音声で、空港スタッフに代わり案内を行うという。

トライアルは、羽田空港国内線第1旅客ターミナル 2階 JALスマイルサポートカウンター付近にて、2019年4月22日(月)から4月24日(水)までの10時~11時と14時~15時に予定している。End