イケアが「アショカ」と新たなパートナーシップ
スタッフを派遣して社会起業家への支援拡大を発表

インター・イケア・グループ(Inter IKEA Group)は、チェンジリーダーのコミュニティを構築・育成する団体「アショカ(Ashoka)」と新たなパートナーシップにより、ソーシャルアントレプレナー(社会起業家)に対する支援を拡大すると発表した。

同社は、平等、包括、暮らしの面で根深い社会問題を解決しようとする社会起業家を支援して、周辺にとどまる集団や脆弱なコミュニティにより大きな機会を創出することを目指すという。また、こうした活動を通じて、いっそう循環的で持続可能なビジネスにする方法を多く学ぶ機会を得たいとしている。

最初の重要なパートナーとして、社会的企業を35年以上にわたって支援してきたアショカとは、グローバルなプログラムを共同制作。世界中の社会起業家の活動を見出し、強化・拡大しながら、イケアも彼らのビジネスの実践から学ぶ機会を得ることができるそうだ。

協働を開始するにあたり、世界中に広がるアショカの社会起業家ネットワークのなかから、その最先端を行く12名を選出し、イケアのさまざまな部門から13人の専門家が彼らをサポート。社会起業家は、関わる社会により大きな影響を与えようとプロジェクトの拡大を目指すが、その進め方についてアドバイスを受ける仕組みだ。End