書籍「大坊珈琲店」の続編「大坊珈琲店のマニュアル」が登場
店主が閉店後も愛される大坊珈琲店について綴ったエッセイ集

2013年の12月に閉店するまでの38年間、自家焙煎とネルドリップというスタイルを変えずに一杯ずつ丁寧にコーヒーを作り続けた、東京・青山の「大坊珈琲店」。

閉店後は全国各地で手廻し焙煎やネルドリップのレクチャー、出張珈琲店を行ってきたが、5年という月日が経ってもなお惜しむ声が絶えず、伝説の珈琲店としてその存在感は増している。

そこで、同店店主の大坊勝次氏が大坊珈琲店での日々を振り返り、心掛けていたことをまとめたエッセイ集「大坊珈琲店のマニュアル」が、誠文堂新光社から2019年5月14日(火)に刊行されることになった。定価は2,800円(税別)。

同社からはすでに書籍「大坊珈琲店」が刊行されているが、これに続き本書では、前半にはコーヒーや店に対する考え方について、後半には大坊氏が好んで使っていた器や店内に掛けていた絵の作家について、独自の視点で綴られている。

青山という場所柄、年齢も職種もさまざまな人々が通い、憩いの場所として愛された大坊珈琲店。本書に綴られた店主の思いや感性から、その理由を探ることができる一冊だ。End

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