Echelle-1が映像作品「坂倉準三による無限成長美術館の受容」と
「パリ万国博日本館の建築精神」の配信を開始

建築資料のアーカイブ構築・ライセンス運用を行うEchelle-1(エシェル・アン)は、2019年5月13日より、映像作品「坂倉準三による無限成長美術館の受容」および「パリ万国博日本館の建築精神」(制作・著作:前田建設工業)の配信を開始している。

「坂倉準三による無限成長美術館の受容」は、ル・コルビュジエのプロトタイプである「無限成長美術館」を建築家 坂倉準三がどのように自身の作品に受容していったかを、また「パリ万国博日本館の建築精神」は、「パリ万国博日本館」成立の過程を、映像作品としてまとめたもの。

それぞれ、BIM(ビルディング インフォメーション モデリング)により検証したCG映像 と、当時の写真を用いて紐解いている。また、これらの映像は、「J.SAKAKURA ARCHITECTE PARIS-TOKYO」実行委員会の協力により、前田建設工業が制作、Echelle-1のプラットフォームを使用して配信を開始した。

1931年から1936までル・コルビュジエとピエール・ジャンヌレに師事し、1937年にパリ万国博覧会日本館の設計を手がけたことで国際的に高い評価を受けた坂倉。本作では、同氏の建築家としての本質を知ることができるだろう。End