「Dyson Institute of Engineering and Technology」
モジュール式宿泊施設「ポッド」をキャンパス周辺に完成

イギリスの電気機器メーカー ダイソンがマームズベリー(Malmesbury)の本社内に2017年に開校した「Dyson Institute of Engineering and Technology」は、未来のエンジニアを育てるための教育機関だ。

2016年4月にWilkinsonEyreが手がけたキャンパスは、早くも拡張に着手。図書館、カフェ、バーと上映施設を組み込んだ共同スペースとともに、78戸の「ポッド」と呼ばれるモジュール式宿泊施設をキャンパス周辺に完成させた。

大きさは4m x 8mで優れた強度をもつクロス・ラミネーティッド・ティンバーを採用、支持構造を追加せずに積み重ねることができる。外装はアルミニウムパネルで、屋根をグリーンにすることで周囲の風景にも溶け込むようにしている。

この学校では、週4日キャンパスでダイソンのエンジニアとともに作業をし、1日は教室で過ごす次世代の学生向けのプログラムだそうで、イギリスのデザイン教育を向上させ、スキルアップを目指すダイソンの実践的な取り組みだ。End