空中タクシーサービス「Uber AIR」の事業展開に向け
SHoP Architectsが「スカイポート」のデザイン案を公開

Uberが計画しているライドシェア型の空中タクシーサービス「Uber AIR」について、このサービスの展開を行う「Uber Elevate」がそのイメージムービーを披露しているが、同機の離発着を行う「スカイポート(Skyports)」のデザイン案も公式サイトにて複数公開している。

同サービスを運営する上でスカイポートが必要になるが、同社ではこれまでにない規模の離発着数を想定しており、そのためにまったく新しいデザイン案を求めている。具体的には、1~2エーカー(約4040~8090平米)の敷地であれば、1時間当たり最大1000機の着陸が可能なソリューションが必要だという。

Uber AIRのサイトにはないが、ニューヨークの建築設計事務所 SHoP Architectsがデザイン案を公開している。

自由な感覚がハブ全体に広がるように、デザインは個々のユーザーのユースケースを細かく分析し、そこに航空機の運行に関するパラメータもかけ合わせて活用して構築。そこから得られる外観は、さまざまなファクターから導き出された最適な関係性を反映したものになるそうだ。

この案では、3つのパッドで1時間あたり72往復のフライトが処理でき、1機に4人が搭乗すれば、288人の乗客の到着と同じ人数の出発が可能になる計算だ。ハブには150台のeバイク、150台のeスクーター、75台の充電設備、Greenlightハブ、Uber Eatsの集荷サイト、自転車のメンテナンスセンターを設け、すべて太陽光発電を設置した屋根の下に収納される。End