登山アプリ「YAMAP」が電波の届かない場所でも
スマホだけで現在地を共有できる新機能をリリース

登山アウトドア向けアプリ・WEBサービス「YAMAP」を運営するヤマップは、山の安全に貢献する「みまもり機能」を2019年7月16日(火)より無料提供している。

同機能は、山行中のGPS位置情報を、家族や友人などに随時通知することを可能にしたもの。電波が届かない場所の位置情報の通知も、スマートフォンのみで可能になるのが大きな特長で、これまでにはなかった山の安全網が構築できるという。

このサービスでは、たとえ電波が届かない場所であっても、YAMAPユーザー同士が山ですれ違うと、互いの位置情報を交換。どちらかがオンラインになれば、相手の情報をYAMAPサーバーへ送信してくれるのだ(この仕組みは特許申請中)。

このみまもり機能は、使う人が多ければ多いほど、山の安全網を広げることができる。YAMAPのダウンロード数は130万(2019年6月時点)、1ヶ月での活動記録の投稿数は25万(2019年5月)を超えており、多くの山で誰かしらYAMAPユーザーがいるという状況がある。

YAMAPユーザー同士でのすれ違いが起きやすく、お互いの位置情報を交換できる可能性が高くなるので、ユーザーの安全を高めることができるシステムだ。End