「空飛ぶクルマ」のSkyDriveが資金調達を完了
2019年中の有人飛行試験の開始を目指す

SkyDriveは、既存投資家であるDroneFundZコーポレーションに加えて、STRIVE伊藤忠テクノロジーベンチャーズ環境エネルギー投資を株主として迎え、第三者割当増資および助成金を通じて、15億円の資金調達を完了した。

SkyDriveは、航空機・ドローン・自動車エンジニアが集う有志団体 CARTIVATORメンバーから発足した「空飛ぶクルマ」の開発・製造・販売を行うスタートアップだ。

空飛ぶクルマとは、正式名称を「電動垂直離着陸型無操縦者航空機」と呼ばれ、電動化、完全自律の自動操縦、垂直離着陸が大きな特徴。都市部でのタクシーサービス、離島や山間部の新たな移動手段、災害時の救急搬送などにつながるものと期待されている。既存の航空機に比べて低コスト・低騒音で、離発着場所もコンパクトになるため、空の移動がより日常的になると考えられるそうだ。

同社は、今回の調達資金を、2019年中の有人飛行試験を開始するべく、部材・人材等の開発費用に充当するとしている。End