倉俣史朗の代表作「How High the Moon 」等が復刻
東京・南青山で展覧会も開催

▲©️ギャラリー田村ジョー photo:山下亮一

ギャラリー田村ジョーは、インテリアデザイナー 倉俣史朗(1934-1991)の代表作であるアームチェア「How High the Moon(1986)」を復刻し、東京・南青山のライトボックス・ギャラリーにて、2019年11月9日(土)から11月15日(金)まで「復刻・倉俣史朗Ⅰ」展を開催する。また、同チェアの販売も合わせて行われる。

「How High the Moon」は、建築素材であるエキスパンド・メタルで構成された輪郭がそのまま構造となった、デザイン史の中でも重要な一脚。

フォルムは伝統的なアームチェア だが、それまで家具に使われることのなかった素材を用いることで、倉俣らしい「軽やかさ」や「儚さ」を表現。美術品のような雰囲気でありながら、椅子として「座る」機能も確保するのが倉俣の意図だという。

かつて、日本ではIDÉEで、海外ではVitraで製造・販売されていたが、今回は、クラマタデザイン事務所監修のもと、オリジナルの図面にその後の改良も加味した仕様で復刻した。

また今回は、「How High the Moon」の他に、「Sing、Sing、Sing」「Apple Honey」の2 種類の椅子の復刻も行われる。製造元はセンプレで、倉俣史朗のサインの入った復刻証明が付与される予定となっている。End

「復刻・倉俣史朗Ⅰ」展

会期
2019年11月9日(土)~11月15日(金)
11月9日(土) 18:00~21:00
11月10日(日) 13:00~20:00
11月11日(月)~11月15日(金) 13:00~19:00
会場
ライトボックス・ギャラリー
詳細
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