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2019.12.20 15:33
航空機・ドローン・自動車エンジニアを中心に「空飛ぶクルマ」を開発するスタートアップ「SkyDrive」は、重量物運搬に特化した産業用ドローン「カーゴドローン」の予約販売を開始する。これに合わせて、大林組など数社との実証実験を開始した。
このカーゴドローンは、斜面、山間、高架などの運搬困難な現場で使用する資材や、山中にある設備のメンテナンス時の資材を運搬するためのもの。
全長1.3m×全幅1.7m×全高1.0mで、推奨ペイロードは30kg。飛行速度は40km/h、飛行時間は15分で、着陸せずに荷物を昇降するできるように、ウインチ機構も搭載している。
実証実験では、重さ20kgの一斗缶や25kgのセメントの運搬を披露。同社は航空機開発のプロセスで培った安全性、信頼性のノウハウをもとに、今後は100kg以上を運搬できる商品も開発したいとしている。