100年を超えて愛される古典名著が復刻
「エレンベルガーの動物解剖学」が刊行

ボーンデジタルは、100年を超えて愛される動物解剖学の古典名著「エレンベルガーの動物解剖学」を2020年1月下旬に刊行する。価格は4,500円(税別)。

同書は、ヴィルヘルム・エレンベルガー (Wilhelm Ellenberger)とヘルマン・バウム (Hermann Baum)によって1900年ごろから出版された書籍「Handbuch der Anatomie der Tiere fur Kunstler(芸術家のための動物解剖学)」を1冊にまとめた、翻訳・加筆版。

動物を描く人には、表からは見えない構造を理解するリファレンスとして使える一冊で、日本語版では精緻に描かれたオリジナル図版に加え、新しく構造名を記した線画を追加。さらに、筋肉や骨などの働きや特徴を解説したテキストを収録しており、テキストはダウンロードも可能、図版と見比べながら読み進められるそうだ。

また、美しい図版は、ヘルマン・ディットリッヒ (Hermann Dittrich)によるもので、動物と動物の解剖体の両方を観察して制作。同書ではこのオリジナル図版の生き生きとした描写をじっくり楽しめる、高解像度の画像と大判の判型となっている。End