Nils Holger Moormannが手がけた「Brutissimo」
スタイリッシュでカジュアルなラウンジチェア

▲©Nils Holger Moormann

ドイツ南部、アシャウ・イム・キームガウに拠点を置くNils Holger Moormann(ニルス・ホルガー・モーマン)が2019年に手がけた「Brutissimo」は、スタイリッシュでカジュアル、さらに快適なラウンジチェアのプロトタイプ。

2018年にKonrad Lohöfenerがデザインした「Bruto」の弟分のようなチェアで、その飾り気のない特徴を受け継ぎ、どんなものかが見てすぐに分かるようになっている。

▲©Nils Holger Moormann

座面や背もたれは成形した木材を使用。鋼線材でできた頑丈な脚は、薄いアッシュ材で固定されている。また、鋼線材による肘掛けも付けることも可能。Brutoよりはひと回り小さいが、よりゆったりと腰掛けることができる。

デザインは木でできた古い洗濯ばさみに着想を得たそうで、木の張力を使って金属製のワイヤを締める連結部を考案。ネジとナットをくわえて、連結部に十分な安定性が生まれた。

▲©Nils Holger Moormann

▲©Nils Holger Moormann

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今回のファニチャーシリーズでは、ローテーブルの「Netto」も登場。「Brutissimo」がその締めくくりになったそうだ。End

▲©Nils Holger Moormann