ATELIER MUJI GINZA オープン1周年記念
とらやとコラボした限定羊羹を発売

無印良品を企画・開発する良品計画は、東京・銀座にある無印良品 銀座6階の「ATELIER MUJI GINZA」にて、オープン1周年を記念した羊羹を期間・数量限定で販売する。販売開始は2020年4月4日(土)で「HABATAKU」「KAZE」「KUMI」の3種を用意、価格は1,944円(税込)となっている。

今回の羊羹は、和菓子の老舗「とらや」と共同開発。とらやで使われている既存の型を用い、素材の色合いを生かした新たな羊羹で、豆類(小豆・白小豆等)・砂糖・寒天と、厳選された素材を使い、熟練した菓子職人が仕上げている。

開発のきっかけは、イタリアデザイン界の巨匠、エンツォ・マーリの「デザインとは、栗の木を植え、その木が成長し、やがて人々がその実を味わい木陰で憩えるような、長く未来へと持続するプロジェクトである。」という言葉だという。

一方、とらやを代表する煉羊羹は、小豆を煮る作業から完成までに3日を要する。小豆を煮て専用の餡をつくり、その餡に煮溶かした寒天と砂糖を加えてじっくり煉りあげるという非常にシンプルな菓子である。

同社に古くから伝わる菓子見本帳をひも解くと、さまざまな意匠の羊羹がつくられており、その菓子見本帳をつぶさに見てみると、マーリがデザインしたプロダクトのフォルムが見え隠れしているようなものもあるそうで、目でも味わうことのできる羊羹となったようだ。End