NEWS | インテリア
2020.04.10 16:30
年齢を重ねるごとにだんだんと厳しくなってくるのが階段の昇り降りだ。もちろん、身体に障害を抱える人は言うまでもない。エレベーターがついていない、あるいはつけられない建物もまだまだ多いだろう。
また、踊り場で一息つきたくても、手すりや壁に寄りかかって立ったままで休むしかないのが実情だ。
そこでShenzhen Jinwei Innovation Design Companyが考案した「Rest for a while」は、腰かけて休憩することができる手すりである。このコンセプトでは、手すり自体を背もたれや座面とすることで、一人掛けの小さなベンチになるようにデザインされている。
2020年のiFデザイン賞も受賞したこのデザイン。チェアを設置したりすることもなく、ただ手すりの角度を変えただけのシンプルなものだが、多くの人をサポートすることができるにちがいない。