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2020.04.10 13:45
ヤマハは、離れていても自宅などから複数人で合奏が楽しめるオンライン遠隔合奏サービス「SYNCROOM(シンクルーム)」を公開する。現在ベータ版が公開中で、2020年6月頃より正式公開する予定だ。
この「SYNCROOM」は、インターネット回線を介して、最大5拠点のユーザー同士でオンラインセッションが楽しめるサービスである。
インターネット回線に接続した自宅などのパソコンにアプリケーションをインストールし、ユーザー登録を行うことで、合奏に適したさまざまな機能を利用しながら、オンラインセッションを無料で楽しむことができる。
気になる音声の遅れやズレだが、一般的なIP電話や遠隔会議システムが通話や会議を想定しているのに対し、SYNCROOMでは、インターネット回線を介したオーディオデータの双方向送受信を極力小さな遅れに抑える独自の技術を採用。遠隔地間でも違和感がほとんどないとしている。
新型コロナウイルスの感染拡大で多くの活動が制限されるなか、このサービスを使って自宅などから安心して合奏を楽しんでもらいたいそうだ。