70年ぶりにフォルクスワーゲンのロゴがリニューアル
「デジタルファースト」のデザインを採用

フォルクスワーゲンは2019年、世界中でおよそ620万台を生産したという。そのフロントグリルには有名な「VW」のロゴがつけられている。このロゴはリニューアルがすでに発表されており、アメリカ市場にも登場している。

新ロゴはミニマリストなもので、70年以上にわたってブランドを象徴してきた旧ロゴにモダンさとシンプルさをくわえ、柔軟性や多様性をもつデザインを採用。

フォルクスワーゲンのチーフデザイナー クラウス・ビショフ(Klaus Bischoff)は「デジタルファースト」を掲げ、さまざまな場面で活用できることを目指して本質的な要素だけを残し、フラットで2次元的なものを作り上げた。

「このリデザインではWを円から浮くように配置して、ブランドに新しい軽快さをもたらすことが出発点となりました。そして、このリブランドを通じてデジタル時代のフォルクスワーゲンを印象づけ、クラシックなロゴを、デジタルなデバイスやアプリケーションでわかりやすく表示できるトレードマークへと変えました」と語っている。

また、スマートウォッチやスマートフォンといった小型デバイスで使えるような、あるいはフォルクスワーゲンのサスティナブルな工場を飾るにふさわしい新ロゴを目指したそうで、ディープブルーをメインとし、カラーバリエーションも加わった。

▲「Atlas Cross Sport」

2020年半ばまでに154か国・171市場で10,000のディーラーのロゴ変更を完了させる予定で、Atlas Cross Sportにもさっそく使用されている。End