自動運転システムを搭載したトヨタ車両が
ノルウェー・オスロに実験運行

▲photo: Sensible 4

ノルウェー・オスロ周辺における自動運転車両の公道実験について、ノルウェーの公共交通機関 Ruter、デンマークの交通事業者 Holo欧州トヨタ自動車Sensible 4の4社が契約に署名したことを発表した。

これにより、Ruterによる公道実験にて、Sensible 4の自動運転システムを搭載したトヨタの車両が運行することになった。

これまで自動運転は雪や雨、濃霧といった悪天候を苦手としており、大きな課題となっていた。そこで今回、Sensible 4は、全天候下で自動運転が可能なフルスタック・ソフトウェアをトヨタ車に提供。Ruterの既存路線に対して自動運転車両を統合運用し、新サービスの展開を試みるそうだ。

オスロ市内ではすでに自動運転車両による公道実験を2路線で実施しており、今後はより市の郊外にあるノルドレ・フォロ自治体・シー(Ski)町における路線展開を目指すとしている。End