無印良品、店内に給水サービスを提供
「自分で詰める水のボトル」を同時に発売

▲「自分で詰める水のボトル」

無印良品は、プラスチックごみを削減する取り組みの一環として、2020年7月1日(水)より「自分で詰める水のボトル」を販売するすることを発表した。また、無印良品の店内に給水機を設置し、店舗での給水サービスをスタートすることも合わせて発表した。

給水機で利用できる飲料水にはフィルターを通した水道水を使用するそうで、ペットボトル入りの飲料を新しく買う代わりにマイボトルを持参すれば、誰でも店内で気軽に飲料水を詰めることができる。

まずは「無印良品 銀座」や「無印良品 グランフロント大阪」をはじめ、各地域の拠点となる大型店舗や新店を中心とする113店舗に給水機を設置。その後は順次拡大し、2020年度内には、日本国内約400店舗への設置を予定している。

また、同日より販売されるボトルは、自分で繰り返し水を詰め替えることのできるもの。無印良品に設置した給水機で利用できるだけでなく、自宅やオフィスでも気軽に使え、新しいペットボトルを消費することのない「給水」という行為の定着を目指している。

ボトルは持ち歩きやすいように、バッグの中でかさばらず、重くならない飲みきりサイズの330ml。繰り返し使えることを考え、飲みやすく洗浄しやすい広口設計とした。さらに、不要となった場合のために、「自分で詰める水のボトル」の店頭での回収もスタートする。

そのほか、給水を日常生活に楽しく取り入れる「水」アプリも7月1日(水)より無印良品ネットストア「水」特集ページにてダウンロードが可能に。ユーザーの給水量や給水で削減できるPETボトルの廃棄量・CO₂排出量を可視化するほか、給水機を設置している店舗の位置情報や、東京都水道局が「Tokyowater Drinking Station」として紹介する、公共施設など都内約700箇所以上の給水スポットを掲載予定だそうだ。End