角川武蔵野ミュージアムの竣工記念展
「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 ― 石と木の超建築」が開催

▲「角川武蔵野ミュージアム」2020年6月15日撮影

角川文化振興財団は、「ところざわサクラタウン」内の「角川武蔵野ミュージアム」のプレオープンを2020年8月1日(土)に決定した。

ところざわサクラタウンは、KADOKAWAと埼玉県所沢市が、みどり・文化・産業が調和した地域づくりを共同で進めるプロジェクト「COOL JAPAN FOREST構想」の拠点施設として2020年11月6日(金)にグランドオープン予定だ。

角川武蔵野ミュージアムでは竣工記念展として、「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 ― 石と木の超建築」を8月1日より開催する。

▲「国立競技場」ⓒ KENSHU SHINTSUBO

同展では、隈研吾が携わった石の建築と木の建築を紹介。特に石の建築では、角川武蔵野ミュージアムの外観・内部空間(一部のエリア)・周辺のランドスケープデザインを公開するとともに、構想から設計、実際の工法までを、隈のテキストや設計図、インタビュー映像など豊富な資料で解説。

▲「角川武蔵野ミュージアム」ⓒ KENSHU SHINTSUBO

展示空間も見どころのひとつで、隈自らが設計したグランドギャラリーに、柔らかな布の展示台を設置し、その上に「CLT HARUMI PARK」や「V&A Dundee」 など、自然素材である石と木を用いた近年の代表作の模型群を展示・解説する。

▲「V&A Dundee」ⓒ Ross Fraser McLean

▲「CLT HARUMI PARK」写真提供:三菱地所設計・隈研吾建築都市設計事務所

また、プレオープンに合わせて1Fの「グランドギャラリー」および「マンガ・ラノベ図書館」、さらに2Fのカフェもオープンする予定だ。End

隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 − 石と木の超建築

会期
2020年8月1日(土)~10月15日(木)
10:00~18:00(金・土は10:00~21:00/入館締め切りは閉館30分前)
火曜日休館
※完全事前予約制とし、入館人数の制限を実施
会場
角川武蔵野ミュージアム グランドギャラリー
詳細
https://kadcul.com/event/15