熊本地震をきっかけに設立したクリエイティブ集団 BRIDGE KUMAMOTO
熊本豪雨への支援募金を受付中

熊本を拠点に「寄付するクリエイティブ・エージェンシー」として活動する一般社団法人BRIDGE KUMAMOTOは、2020年7月3日(金)に発生した熊本南部豪雨により甚大な被害が発生した状況を受けて、復旧支援活動を行う団体への支援募金の受付を2020年7月5日(日)より開始した。

BRIDGE KUMAMOTOは、2016年熊本地震をきっかけに設立。「クリエイティブの力で社会課題に挑む」「寄付するクリエイティブ・エージェンシー」をミッションとして、メンバーのそれぞれが本業を持ちながら、プロボノとして参加している団体である。

熊本地震の被災地の屋根を覆った、廃棄ブルーシートを回収・洗浄してトートバッグにアップサイクルし、売り上げの一部を被災地に寄付する「ブルーシードバッグ®」は、これまでに3500個を売り上げ、寄付金は300万円を超えているそうだ。

今回は、BRIDGE KUMAMOTOと一般財団法人くまもと未来創造基金が共同で「BRIDGE KUMAMOTO®基金」を設立。

通常の寄付は現地で活動する団体に届くまでに時間がかかるが、同基金ではできるかぎり早く、復旧支援活動を行っている顔の見える団体に寄付し、使いみちの公開も行うことにしている。

また、同基金への事務手数料などの諸経費は一切発生しないそうで、募金サイトにかかる決済手数料の5%のみ発生することになっている。

被災者の支援とともに、新型コロナウイルスの感染防止対策を講じる必要があるなど、これまで積み上げてきた知識と経験だけでは対処しにくい状況だという。この基金によって、できる限り早い解決に繋がることを目指している。End