約6年前、ロールス・ロイスは、富裕層顧客のリサーチスペシャリスト、デザイナー、エンジニア、職人がチームを立ち上げ、新型「ロールス・ロイス・ゴースト」の開発をスタートした。
開発段階において、顧客層の調査に多大な時間が費やされ、2009年に誕生したのが、サイズがやや小さく、アンダーステイトメントなデザインでシンプルに徹したモデル、初代「ゴースト」だ。
今回、2020年秋に予定されている新型ゴースト公式発表に先がけて、ロールス・ロイス・モーター・カーズの日本公式インスタグラムにて、開発テーマを紹介する四部作のアニメーションフィルムの1作目と2作目が日本語字幕付きで公開されている。
シリーズ最初のエピソードには、ロールス・ロイスのデザイナー、ヘンリー・クロークが登場。クロークは、無駄をそぎ落とし、シンプルさを追求する新しいデザインムーブメント「ポスト・オピュレンス」（脱贅沢）によって定義される新しい美学を確立した。
また、2番目のエピソードでは、プロダクトマネージャーのスティーヴン・フィンチが「初代グッドウッド・ゴーストの成功により、ロールス・ロイスは私たち自身について多くのことを学びました。私たちは、まったく新しい顧客層がこれまでにない用途や目的でロールス・ロイスを愛用していることに気づいたのです。新型ゴーストは彼らの要求を積極的に満たすものです。この素晴らしい車が、この顧客層の未来の動向について、私たちに新しい知見をもたらしてくれることを楽しみにしています」と語っている。
このアニメーションフィルムには、イラストレーター、チャーリー・デイヴィスを起用した。先進的な新型ゴーストにふさわしい、シンプルで美しい表現手法を用いて、そのデザインコンセプトを紹介する。
「AXIS」編集部
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