デザインの力で廃棄物に新しい価値を与える
プロダクトブランド「wa/ter」

インテリアデザイン事務所のDRAWERSは、廃材をなくすことを意識したプロダクトブランド「wa/ter」の運営を2020年7月22日に開始した。

インテリアデザインの設計をしているなかで、素材の良さを活かし美しさを追求しながらも、大量の廃材を生んでしまっている現状があるという。そこで、1度価値のなくなってしまったものにデザインの力でまたあたらしい価値を与えたいとの思いから、このプロダクトブランドを立ち上げた。

今回登場した「building block」は、素材に木材屋の家具製作の際に出る端材(メープル、ウォールナット) を使用。無垢のままなので本物の木の香りを感じられ、子供がなめても害がない積み木が完成した。

▲「building block」

リサイクルガラスを使った「hamon」は、今はなきブラウン管テレビのガラスを再生。アロマをたらしたり、ブックエンドにしたり、ただのオブジェとしても使えるそうで、用途を決めず、使い手の自由な創造性で価値を作り出すことができる。

▲「hamon」

また、「ガラスのかたまり」は、吹きガラス工房で溶解炉の底に溜まったガラスの大きな塊を一度砕いて再加熱することで、ひとつとして同じ形がない唯一無二のオブジェができあがった。End

▲「ガラスのかたまり」