アストンマーティンがデザインを手がけた
没入型レーシングシミュレーター「AMR-C01」

アストンマーティンとイギリスのテクノロジー企業 Curv Racing Simulatorsは、共同で開発する家庭用のレーシングシミュレーターの第1弾「AMR-C01」を公開している。

「AMR-C01」は、没入型体験を通じてカーレーシングのスキルを極めたい人のためのシミュレーター。eスポーツのようなバーチャルで楽しむ人向けでもあり、実際の大会のようなリアルなレースに取り組む人向けでもあるという。

アストンマーティンが設計を手がけるモノコックは、剛性の高いカーボンファイバーで作製。フロント部分は、アストンマーティン・レーシングを象徴するグリルをイメージしたデザインで、シートポジションは「ヴァルキリー」を反映した未来のハイパーカーを思わせる雰囲気をたたえている。

ボディのカラーリングやシートの仕上げなどにもオプションを用意。ステアリングにはパドルシフトとクラッチを搭載。9つのダイヤルと12個のボタンがあり、ラップごとにセットアップが可能だ。

また、シミュレーターは、ル・マン24時間レースなどでも活躍したレーシングドライバー、ダレン・ターナー(Darren Turner)が設立したCurvが開発。20年以上にわたり、最先端のF1シミュレーターを扱ってきたターナーの経験が生かされているそうだ。End