物資や文化の出入り口を語源とする
京都の新ブランドホテル「Potel」

2020年10月14日(水)、JR西日本グループの新ブランドホテル「Potel(ポテル)」が京都市下京区・梅小路公園沿いにオープンした。

同ホテルは、地上5階建てのホテル本棟と地上2階建ての別棟で構成。本棟1階部分には野菜を多く扱う「レストラン」やテイクアウトスタイルの「カフェ」があり、さらに敷地内には横丁を作って銭湯もオープン、麹をつくる「麹室(こうじむろ)」 がある梅小路醗酵所を設けるなど、宿泊客や地域住民が「ポーっ」と過ごせる場を提供するそうだ。

また、ホテル本棟2~5階部分には吹き抜けの共用部分を設け、京都市内の書店「誠光社」による本のセレクションコーナーやレコード、「TRAVELING COFFEE」が提供するコーヒーを愉しめる空間となっている。

ブランド名である「Potel」は、物資や文化の出入り口を語源とする「port」と「hotel」をかけ合わせた造語。地域に根ざしながら、国内外の人々の交流の玄関口となることを目指すとともに、 「ホテル」に「°」を付けることでさまざまなことが繋がっていく「ご円(縁)」をイメージしているという。

ロゴマークは、佐藤オオキが率いるnendo電通の合弁によるビジネスデザインオフィス「cacdo」が制作。

カタカナの「ポ」を象徴化したもので、朗らかなフォルムにより、共用部が充実してのんびりと「ポーっ」と過ごせる場であることを視覚的に表現。親しみやすくも凛とした佇まいとし、新しい業態のコンセプトに相応しいロゴマークとしたそうだ。End