岐阜県出身の若者3名が文化継承を目的にクラフトコーラ「ぎふコーラ」の製造に取り組んでいる。その第1弾となる薬草をブレンドしたコーラが予約販売を開始した。

このコーラに使われるのは、岐阜県・旧春日村で採れた薬草。約300年前に織田信長がポルトガル宣教師の教えにより伊吹山に薬草園を開拓、約280種類もの薬草があったとされる。

そして、昔から薬草を煎じて飲むことで自分たちの健康を守ってきた文化があり、各家庭でブレンドして「百草茶」として普段から飲んでいたそうだ。

しかし、高齢化や過疎化により、薬草を守る者／薬草を飲む人が減少。それでも昔ながらの手法を守り受け継ぎながら、自分たちの健康を維持する旧春日村の人々の知恵があり、その地に残る文化を少しでも継承する準備・手伝いをしたいとの思いから、このプロジェクトはスタート。

▲ 限定コラボ3本セット

今回できあがった「ぎふコーラ」は、よもぎ・かきどおし・どくだみ・ヤブニッケィの4種類を配合。薬草のイメージをガラッと変える商品で、薬草が後味のすっきり感を作り出し、スパイスと調合することでバランスが取れた、大人も子供も飲みやすいコーラに仕上がっているそうだ。