日本的な雰囲気と落ち着いた北欧デザインを融合させた
ファブリックコレクション「Sumi」&「Kyoto」

私たちは現在、混沌とした時代に生きており、こうした状況下では私たちを圧倒するような装飾を施したデザインを目にすることもあるだろう。だが、このような時代においては、これまで以上のシンプルさが求められているのではないだろうか。

そこで、イギリスのファブリックブランド「Camira」から、ミニマルデザインを極めたファブリックコレクション「Sumi」と「Kyoto」が登場した。日本的な雰囲気と落ち着いた北欧デザインを融合させた、控えめでエレガントな洗練されたコレクションとなっている。

水墨画をイメージした「Sumi」は、上質のマール糸を使用した梳毛ウールのファブリックで、天然素材と熟練のクラフトマンシップで仕上げた。シンプルですっきりとしたラインを残しながら、見た目のよさを演出するために、細やかなグラデーションを施しているのが特徴だ。

▲「Sumi」

くつろぎを与えつつもコンテンポラリーなデザインで、その柔らかい手触りはインテリアに家庭的な雰囲気を提供。洗練されたカラーとラグジュアリーな外観により、ぜいたくな仕上がりをもたらすだろう。

一方、庭園や古い仏閣の多い京都にちなんだ「Kyoto」は、これまでにないプリントを施した糸を使うことで、破線のチェックパターンがさまざまに変化していくデザインを実現。

▲「Kyoto」

優雅さをたたえた幾何学パターンは極上のタッチをもたらしており、かすかな手触り感により、ファブリックにはやさしい美しさが生まれた。「Sumi」とも調和するカラーパレットになっているので、簡単にコーディネートでき、落ち着いた雰囲気のインテリアを作り出してくれるそうだ。End