漆芸作家・岩田俊彦が漆芸の魅力を伝える
「Authentic Aesthetic-岩田俊彦 作品展-」

▲ 小町紅 螺鈿(白)

伊勢半本店は、手仕事ギャラリー「Authentic Aesthetic -岩田俊彦 作品展-」を、2020年11月14日(土)から12月20日(日)まで、東京・南青山の紅ミュージアムにて開催する。

漆芸作家・岩田俊彦は、漆工芸の伝統的な技巧を用いつつ、現代の感性に溶け込む作品を既成概念にとらわれない表現で創作。幾何学的な線や模様を配した平面に、植物や昆虫、家紋などのモチーフを精密に描いたフラットパネル作品を数多く手がけてきた。

▲ 小町紅 珊瑚色×黒呂色、小町紅 深緑×黒呂色

その一方で、近年は下地に使う錆漆を用いた、偶発的でアバウトな漆の表情を引き出した作品にも取り組んでいる。

▲ 小町紅 錆肌

▲ ウメニドクロ 部分・個人蔵

この企画では、新たな漆芸の魅力を発信し続ける岩田のこれまでの作品と、新作27点の紅板を展示・販売する。Authentic(正統な技術)とAesthetic(稀な感性)によって日常の中にくすぶるような余韻を残す同氏の創作の世界を楽しむことができるだろう。End

▲ 岩田俊彦

手仕事ギャラリー「Authentic Aesthetic-岩田俊彦 作品展-」

会期
2020年11月14日(土)~12月20日(日)観覧無料
開館時間
10:00~17:00(入場は16:30まで)
※毎週月曜日休館
会場
紅ミュージアム
詳細
https://www.isehanhonten.co.jp/museum/gallery/2020authenticaesthetic/