▲ 城崎温泉・炭平別邸

東京・恵比寿の「弘重ギャラリー」では、畳デザイナーの山田憲司によるアートイベント「畳の個展2020」が2020年12月16日（水）から12月20日（日）まで開催される。

同氏は、1869年から岐阜県羽島市で畳屋を営む山田一畳店の5代目。畳職人として働くかたわら、畳アーティストとしても活動。

▲ 畳デザイナー・山田憲司

年々需要が減少している日本固有の伝統産業である畳文化を盛り上げていきたいという思いから、2年前から畳の形を変えることで、さまざまな空間（和風×洋風・モダン×クラシック）に対応することができる畳など、デザイン性の高い畳を手がけている。

▲ 201枚の畳を組み合わせた「龍の畳」（個人宅）

▲ 157枚の畳を組み合わせた「龍の畳」（本量寺）

▲ 石型デザイン（個人宅）

▲ 城崎温泉・炭平別邸

同展では畳アートを展示するほか、六角形の畳（ヘキサゴン）を使用して、それらを回転させ光の反射を利用して3段階の色の濃淡を表現。1,000パーツのヘキサゴンを組み合わせて、「人の顔」や「ドクロ模様」、「金魚」や「文字」を表現した世界初の「無限畳」を発表し、ライブパフォーマンスを行うことにしている。

▲ 丸い畳

▲ ショールーム

▲ 壁掛け畳