生ビールをベストな状態で提供
「生ビール専用ペットボトル」とサービスが登場

埼玉・上尾のビアレストラン「マーベリックス ビアステーション」は、ビールの本場ドイツの純粋令生ビールを専用ペットボトルに充填し、日本全国に配送するサービスを2020年12月11日(金)に開始する。

これまで、鮮度が命の生ビールをベストな状態でデリバリー・テイクアウト提供することは、技術的に困難とされてきた。

しかし同店は、工場と同等の精度でビールを充填できる「専用充填機」と、世界中のボトルから厳選し、独ミュンヘンの「専用グロウラー」を導入した「GROWLER FACTORY」を上尾に新設。1年を通じて、新鮮な純粋令生ビールをデリバリーできるようになったという。

そこで同店は、ビールの品質劣化の原因となる酸素の透過を防ぐ特殊なコーディングを施した「生ビール専用ペットボトル」を採用。これに「専用充填機」で生ビールを詰めることで、日本全国に新鮮な生ビールの出荷が実現した。

軽くて持ち運びやすく、飲み終わったあとの破棄も容易なため、自宅での買いだめに適する。さらに、キャンプなどのアウトドアに持ち出したり、贈り物としても使える。

ただ現状は、回収・洗浄して繰り返し使用することを前提にしているグロウラーの特性上、販売エリアが限定されてしまうそうだ。End