宇宙日本食認証を取得した「亀田の柿の種」
国際宇宙ステーションに到着

亀田製菓は、看板ブランドである「亀田の柿の種」の宇宙日本食認証取得商品「亀田の柿の種(宇宙食)」が2020年12月8日(火)、日本人宇宙飛行士・野口聡一氏のいる国際宇宙ステーション(ISS)に到着したことを発表した。

この「亀田の柿の種(宇宙食)」は、2017年に米菓で初めて宇宙日本食認証を取得したもの。市販の「200g 亀田の柿の種 6袋詰」の賞味期限は「180日」であるのに対し、同品は「1年6カ月」の保存が可能で、鮮度保持剤を包装することで味の劣化や酸化を防いでいるという。

さらに、通常の袋に入った「亀田の柿の種」とは異なり、「亀田の柿の種(宇宙食)」は、D90㎜×W90㎜×H40㎜のトレーに封入。トレーの蓋と外側底面には面ファスナーがついており、繰り返し蓋を開閉することができる。テーブルや壁、被服などにもくっつけられ、無重力の宇宙でも飛び散ることなく食べられるよう工夫されている。

▲プロジェクトの中核を担った亀田製菓 お米総合研究所 佐々木俊之氏

また、宇宙でも普段と変わらない「亀田の柿の種」の味を楽しんでもらい、少しでも日本を感じ、リラックスしてもらいたいとの思いから、あえて味を変えずに作ってあるそうだ。

同社では、今回のプロジェクトの反響次第では、「ハッピーターン」など「亀田の柿の種」以外の商品でも宇宙日本食認証の取得を目指す可能性があるとしている。End