文化芸術の可能性をデジタル化で
追究するプロジェクト「サバイブのむすびめ」

美術出版社は、凸版印刷とともに、デジタル化によるこれまでにない芸術表現の可能性を追究する新しいプロジェクト「サバイブのむすびめ」を発足した。

ニューノーマルによるさまざまな変化が強いられるなかで、文化芸術団体の一部は存続の危機にさらされている。そこでこのプロジェクトでは、異なるジャンルの活動がノウハウを共有し、交わり、より強固な「むすびめ」となることで、文化芸術をサバイブさせ次代へつなぐことを目指している。

文化芸術の収益に関する情報を発信する「サバイブのむすびめ」スペシャルサイトをオープンするとともに、Twitterアカウントと連動した最新情報の発信、トークイベントのレポート記事の掲載やサイト内企画の実施も予定している。

さらに、デジタル配信向けのプラットフォームの提供や技術支援をはじめ、この事業で得られた収益化のノウハウを共有するトークイベント・シリーズ、美術専門誌「美術手帖」での小特集など、さまざまな企画を展開する。

今回は文化芸術の収益化をテーマに、さまざまなファクターが多面的な議論を展開する場となるための全5回のトークイベントを実施。

2021年2月12日(金)に行われる「vol.4 日本舞踊協会」では尾上菊之丞をゲストに迎え、つづく2月15日(月)の「vol.5 国立劇場」では理事長の大和田文雄を招き、同協会・同劇場が取り組んだ収益力強化や活動の持続可能性、今後の展開などについてトークが行われる。End

「サバイブのむすびめ」トークイベント

日時
vol.4 日本舞踊協会
2021年2月12日(金) 19:00~20:00
詳細
https://survivenomusubime-04.peatix.com/
日時
vol.5 国立劇場
2021年2月15日(月) 19:00~20:00
詳細
https://survivenomusubime-05.peatix.com/
会場
六本木 蔦屋書店
料金
無料(会場では、ワンドリンク制)