東北大学発スタートアップ「ElevationSpace」が
次世代の宇宙プラットフォームを開発

▲ELS-Rイメージ

宇宙ステーションに代わる次世代プラットフォームを開発する東北大学発の宇宙スタートアップ ElevationSpaceが2021年2月3日に設立された。

国際宇宙ステーション(ISS)はこれまで、基礎科学的な実験から創薬などの産業利用まで、幅広く利用されてきた。だが、構造寿命などにより、2024年以降のISSの運用は未定だそうで、運用終了後に宇宙利用を行う場所が無くなる可能性もあるという。

同大学の吉田・桒原研究室が中心となって創設された同社は、これまで開発してきた10機以上の小型人工衛星の知見を活かして、人工衛星内で実験や製造などができる小型宇宙利用・回収プラットフォーム「ELS-R」を開発する。

▲サービスの流れ

宇宙ステーションのような大型のプラットフォームは半年に一回程度しか利用できないのに対し、この「ELS-R」は小型衛星なので、一機当たりの価格は低く、将来的には毎月人工衛星を打ち上げることが可能になる。

さらに、無人の人工衛星なので安全審査も簡単で、打ち上げるまでの期間や手間を省くことができ、利用方法を実験や製造に限定することで、利用終了後にスムーズに地球に帰還させることができるとしている。

▲利用例

用途としては、ISSで行われている宇宙実験だけでなく、高機能材料の製造やエンターテイメントなどに利用することも視野に入れているそうだ。

なお、2021年3月13日(土)には、東北最大級の宇宙カンファレンス「TOHOKU Space Conference 2021 ~東北から宇宙へ~」を開催。東北の宇宙分野にかかわりのあるスタートアップから研究者まで、幅広いゲストに招いて講演・ディスカッションを行う予定だ。End

TOHOKU Space Conference 2021 ~東北から宇宙へ~

日時
2021年3月13日(土)13:00~17:30 参加費無料
参加方法
YouTube Live
詳細
https://tsctohoku.wixsite.com/tohokuspacecommunity/tohokuspaceconference2021