▲Photos : 飯野太平

資生堂のクリエイティブディレクター信藤洋二と、アーティスト・松尾高弘が率いるデザインスタジオLUCENTが共同で手がけたモーションライティング作品「Walk Ginza Safely」が、東京・銀座の資生堂本社ビル1Fウィンドウディスプレイ内に展示されている。

昔から「銀ブラ」と呼ばれて親しまれてきた、多様な文化が交差する銀座の街歩き。このウインドウアートは、コロナ禍で人通りが減った銀座の通りを見て、安全に歩けることの尊さを思い、着想したという。

▲Photos : 飯野太平

▲Photos : 飯野太平

この作品では、歩行者信号であれば動かないはずのピクトグラムが、青のときはゆっくり歩き出したり、急ぎ足になったり、赤のときは立ち止まって帽子を被りなおしたりと、ユニークな動きを見せるのだ。

また、歩き続けるピクトグラムの足元にはドットラインが引かれているが、これは距離を示すためのものだ。

▲Photos : 飯野太平

一日も早く世界の街が安全に歩けるようになり、美しい日常が戻ってくることを願って2020年7月より展示が行われてきた同作品は、2021年3月26日（金）までの展示となっている。

＞「Walk Ginza Safely」を動画（Vimeo）で見る

Planning & Design | 信藤洋二 (資生堂クリエイティブ本部)
Producer | 髙嶺祥子 (資生堂クリエイティブ本部)
Lighting and Animation | 松尾高弘 (LUCENT)
Construction | 現代工房
Photos | 飯野太平
Movie | BBmedia