総合刃物メーカーの貝印は、ハンドルに紙、刃体（ヘッド部含む）に金属を使用した脱プラスチック仕様の「紙カミソリ™」を開発した。2021年4月1日（木）10時より事前予約を開始し、4月22日（木）10時より公式オンラインストアにて販売を開始する。

刃物を軸に1万点以上の商品を展開するという貝印。今回発売する「紙カミソリ™」は、プラスチック排出量の削減を目指して開発。1908年に刃物の町・岐阜県関市に創業した同社がもつ長年培った知見を最大限に活用しているという。

構造は、丈夫な紙スプーンや牛乳パックから着想を得て、たんにプラスチックを紙に置き換えるのではなく、プラスチック製のカミソリと遜色ないハンドルの持ちやすさや、切れ味にこだわって設計。

さらに、ハンドルをプラスチックから紙にすることで、組み立て式の薄型パッケージを実現。持ち運びも便利で、グラフィックの自由度も向上しており、オリジナルカミソリの製作も可能としている。

また、「1Day カミソリ」として、使い切りで細菌の繁殖やサビの心配がなく、いつでも清潔で快適に使用可能。耐水性に優れており、水やお湯（約40℃）に濡れても使うことができるそうだ。

ジェンダーフリーなカラー選定で、ユニセックスで使える計5色を用意。今秋の先行販売に続き、2021年秋には全国の各小売店などでの販売をスタートする予定だ。